〜革命的なスポンジとの出逢い〜
数々の思い出を吸い込んできたスポンジは、今や食器を洗うどころか、その食器達に思い出をなすりつけるという行為にまで及んでいる。
無理もない。洗い主が色んな汚れを押しつけるため、きっとグレてしまったのだろう。そんな時に革命的なスポンジはないか、ネットの情報を集めていた。
どうやら「サンサンスポンジ」という商品がいいらしい。他のスポンジに比べると少し高く感じたが、口コミが良いと一度は試したくなる性分なため、迷わずポチりした。
〜サンサンスポンジの第一印象〜
数日後、サンサンスポンジが届いた。かなり圧縮されており、その高さはおよそ7ミリ。
収納する際に嵩張らないよう工夫されているようだ。収納好きの私はその時点でとても気に入った。
ただ、ここまで圧縮されるとサンサンスポンジも苦しいであろう。早く息をさせてあげようと封を切ると水を得た魚のようにフワッと膨らんだ。
一度使っただけで効果を実感でき、これだけ人気なのも納得した。
(実際に我が家で愛用しているスポンジホルダー↓)
〜サンサンスポンジの優れた人格〜
サンサンスポンジのすごいところは、最初の感動だけではなく、使い続けていくうちにまた違った感動を与えてくれるところだ。
それはどういう感動かというと、洗い主によって付けられた頑固な思い出も、洗っているうちにキレイサッパリ流れているのである。なんと健気なスポンジなのだろう。
他人から汚されても、それを自らの力でキレイにしているのである。しかも包丁をゴシゴシと洗っても切れ(キレ)にくいため、かなり懐が深いのだ。
その忍耐強さのおかげで、今までだったら1ヶ月でお別れしていたスポンジも、サンサンスポンジとなら半年近く衛生的に付き合えるのである。
まさか私もサンサンスポンジから人生の哲学を学ぶとは思わず感心していると、故郷にいる両親にもお裾分けしたくなった。
お裾分けした結果、両親もサンサンスポンジの威力には感服したようだ。
しかも実家に帰った私の姉も、一度使っただけで他のスポンジとの違いを感じたようで、即サンサンスポンジのファンになっていた。
特に姉は何事も慎重に考えるタイプなのだが、サンサンスポンジは一発で気に入ったのである。改めて私もサンサンスポンジパワーには驚かされた。
〜ビバ!サンサンスポンジ〜
味を占めた私はサンサンスポンジを布教しまくった。みな、同じ反応である。
きっとこのサンサンスポンジには誰をもファンにしてしまうような、伝説のアイドル級の魅力が詰まっているのであろう。
推しを肯定された私はとても嬉しくなり、熱狂的なアイドルファンの気持ちが少しわかった気がした。
今や我が家では、様々な場所でサンサンスポンジが活躍している。
サンサンスポンジを半分にカットして洗面所掃除に使ったり、ペットの亀ちゃんの水槽掃除にも使っている。
今年の春に潮干狩りに行った際には、取ってきた大量の貝をサンサンスポンジで一つ一つ洗った。他のスポンジだと汚れが取りづらかったため、一緒に潮干狩りをした父とサンサンスポンジを取り合ったくらいだ。
おかげでツルツルの貝を美味しくいただくことができた。
(我が家の貝料理)
〜サンサンスポンジの歴史〜
なんでも『株式会社ダイニチ・コーポレーション』という1973年創業の会社が、食器洗い用固形洗剤と相性の良いスポンジを研究し、創業5年目で『サンサンスポンジ』が誕生したそうだ。
それに加えさらに驚いたのは、当時たったの4名で製造・販売・出荷まで行っていたんだとか、、。それまでの間に社員の方々がされてきた苦労は計り知れない。
私は最大の敬意を『株式会社ダイニチ・コーポレーション』に向け、心の中で静かに脱帽した。
なぜ今までこのような逸品を、私も含め周りは知らなかったのだろう。
調べ進めていくと、サンサンスポンジはオンライン販売を約10年前から開始し、それからは他企業の力も借りつつ、ここ数年で一気に認知度が高まったようだ。
〜まとめ〜
色んな商品を試すのが好きな私だが、サンサンスポンジを使い始めてからは、他のスポンジはずっと買っていない。
最初は少し高いかなとも思ったが、洗浄力、持続性、衛生面などの高い機能性を考えると妥当だと思う。
これからも私は、懐が深く忍耐強いサンサンスポンジと、衛生的な関係を長期に渡って続けていくつもりだ。
(カラーバリエーションも豊か↓)
うさこ🥕




